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『K』3号

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<特集> 青天の下、日月は流るる 
     ウズベキスタンの過去・現在

 中央アジアの大国ウズベキスタン。シルクロードの中継地として知られるこの地では,古来,多様な背景をもつ人びとがくらしをつむぎ,経糸・緯糸のごとく交差することで,面のごとき豊かな文化をかたちづくってきた。
 また「青の都」「東方の真珠」と称されるサマルカンドや「博物館都市」ヒヴァをはじめ,歴史的建造物が残る町が多く,その魅力に惹かれおとずれる観光客も後を絶たない。
 その一方,覇権を求めるさまざまな勢力が交錯する地であり,意識的・無意識にかかわらず,大規模な破壊がもたらされる場面も少なくなかった。アラル海問題もそのひとつといって過言ではなかろう。
 本特集では,ウズベキスタンの歴史に向き合い,過去と現代,あるいは現地と日本とのあいだを行きつ戻りつしながら,その素顔にせまっていきたい。


ウズベキスタンの街角から
―オビノンとユスポフスキーを探せ!
    :帯谷知可(京都大学東南アジア地域研究研究所)
シルクロードの要、ソグドの人びと
    :森部豊 (関西大学)
シルクロード蚕業復興計画
―プロジェクトの始まりから現在に至る諸相
    :川端良子(東京農工大学)
バクトリアの仏教遺跡とクシャーン朝
    :岩井俊平(龍谷大学龍谷ミュージアム)
ファヤズ・テパ仏教遺跡出土壁画の保存修復
    :影山悦子(名古屋大学)
繁栄する青の都―ティムール朝から現代まで 
    :木村暁(東京外国語大学)
陶芸の町リシュタンと日本語教室
    :菊田悠(北海学園大学)
近世ホラズムにおける王権と水利
    :塩谷哲史(筑波大学)
ソ連時代のウズベキスタン
―ヴィクトル・ドゥホヴヌィと水利・灌漑開発
    :地田徹朗(名古屋外国語大学)
ウズベキスタンのリンゴ栽培―「ふじ」が育む日本との交流
    :荒川修 (弘前大学)


<連載 きょうもきょうとて> 第4回 水争い
 :杉本良男(国立民族学博物館名誉教授)
社会人類学者が住んでみた京都

<連載 西域を読み解く> 第4回 大谷探検隊における出発の力学
 :片山章雄(東海大学)
20世紀初頭中央アジアを踏査した大谷探検隊は、「実際に会って、話してみる」の実践者である。地域の理解に果たした功績を紐解いていく。


表紙写真:秋野 深

B5判・本文64ページ・2022年3月15日発行
ISBN:978-4-910349-03-9



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